今冬の全国大会に出場する青森山田のサッカー部、陸上部男女駅伝チーム、ラグビー部が14日、同校の体育館で行われた壮行式に出席した。各部の代表選手が在校生1062人に決意表明。大舞台に向けて士気を高めた。
サッカー部は2大会ぶりの王座奪還を目指す。J1浦和レッズに来季加入が内定しているDF藤原優大主将(3年)がU-18日本代表合宿で欠席のため、MF安斎颯馬副主将(3年)がマイクの前に立った。「学校の代表として選手一同、1戦1戦を全力で戦っていきます。応援よろしくお願いします」と高らかに宣言した。
連覇を狙った前年度大会は準優勝。決勝で静岡学園に2-0から逆転負けを喫し、あと1歩のところで涙をのんだ。安斎は2-2の同点で迎えた後半32分から途中出場しており、静学の歓喜をピッチ上で見つめた。「あの光景は忘れられない。悔しくて涙も流した。その分、今大会にかける思いは強い」と雪辱を期した。
全国で通用するプレーを心がけた。安斎は「不安材料は経験不足。常に公式戦を意識して、練習に取り組む必要があった」と質にこだわり続けた。今秋県大会決勝では県内連勝記録を366に伸ばし、24年連続26度目の優勝を果たしたが、満足感はない。「ただ単に勝てば良いわけじゃない。全国で勝つために、何ができるのか。そこを突き詰めて優勝を狙う」と言葉に力を込めた。初戦は来年1月2日(東京・駒沢陸上競技場)に広島皆実と対戦する。青森山田イレブンが雪辱のVロードを突き進む。【佐藤究】