徳島7年ぶりJ1昇格、3度目の正直ホームで決めた

徳島対大宮 前半21分、右からのクロスに頭で合わせ先制点を決める徳島FW垣田裕暉(左)(撮影・清水貴仁)

<明治安田生命J2:徳島1-0大宮>◇第41節◇16日◇鳴門大塚

J2徳島ヴォルティスが、13年以来7年ぶりにJ1への昇格を決めた。ホームで大宮アルディージャと対戦。前半21分にFW垣田裕暉(23)がヘディングで先制弾を押し込んだ。

徳島は前節まで、水戸戦、千葉戦と2度、昇格が持ち越しとなっていたが、今節で、自動昇格圏の2位以上が決定した。

◆徳島ヴォルティス 04年に設立され、05年から四国で初めてJリーグ(J2)に参加。13年にJ1昇格プレーオフ(シーズン4位)で勝ち上がり四国勢初の昇格を決め、14年はJ1に参戦も、1年でJ2へ降格した。前身は、55年に創設された大塚製薬。四国リーグを経て99年からJFL参入。04年に2連覇し、05年からJ2。元日本代表のFW柿谷曜一朗(C大阪)やDF丹羽大輝(東京FC)、元コートジボワール代表のドゥンビアらが在籍した。「VORTICE」は、イタリア語で「渦」を意味し、パワー、スピード、結束力のあるチームを目指す。本拠地は鳴門ポカリスエットスタジアム。