川崎F三笘「すごく意識」J1新人記録並ぶ13点目

川崎F対浦和 後半、ヘディングで勝ち越しゴールを決める川崎F・MF三笘(撮影・江口和貴)

<明治安田生命J1:川崎F3-1浦和>◇第33節◇16日◇等々力

川崎フロンターレのMF三笘薫が、後半14分に右クロスを頭で合わせて今季第13号を決め、J1の新人最多得点記録に並んだ。

前節は6本のシュートを放つも決められなかっただけに「ここ数試合すごく意識していた。逆に意識しすぎて決められないところもあった。今日も狙ってはいたが、チームの形を意識して取れた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。後半8分にはMF守田の同点弾で今季10アシスト目をマークし、新人初の2桁ゴール&2桁アシストという偉業も達成した。現在日本人ではFW小林に次ぐ得点ランク2位で、最終節の結果次第では新人初の日本人得点王も見えてくる。