清水J開始以来初の最下位危機、最終戦勝利へ覚悟

ウオーミングアップする清水の選手たち(撮影・古地真隆)

清水エスパルスは最下位脱出を目指して今季最終戦へ全てをぶつける。19日のアウェー・ガンバ大阪戦(パナスタ、午後2時)に向けて、18日は非公開練習。最終調整に励んだ。

クラブの歴史に不名誉な記録を残すわけにはいかない。16日の前節ベガルタ仙台戦(2●3)で敗れて最下位に転落。1993年のJリーグ開始以来、最下位でシーズンを終えたことはなく、全ては最終戦の結果に懸かっている。MF西沢健太(24)は「目の前の試合に勝つだけ。内容よりも結果にこだわりたい」と語気を強めた。

最終節では16位仙台と17位湘南ベルマーレが直接対決。清水は勝てば自力で最下位を脱出できる。平岡宏章監督(51)は「このままの順位では終われない。選手たちは120%の力を出してくれるはず」と期待を寄せた。

これまでリーグ6位タイの46得点を挙げるも、同ワーストの70失点。11月には監督交代に踏み切った。低空飛行の続いたシーズンだったが、今季掲げるボールを保持して主導権を握るスタイルを最後まで貫く。西沢は「取り組んできたことが、無駄でなかったと証明する。相手を圧倒して最後は笑顔で終わりたい」と力を込めた。

今季2位を確定しているG大阪には、現在リーグ戦で4連敗中。2年ぶりの白星を目指す。「(4-4-2の)ミラーゲームになると思う。組織だった相手をいかに崩すか確認してきた」と平岡監督。不退転の覚悟で敵地に乗り込む。【古地真隆】