退団の沼津尾崎が有終フル出場「すばらしい7年間」

後半ロスタイム、決勝点を奪って歓喜する、左から沼津MF菅井、DF尾崎、DF徳武

<明治安田生命J3:沼津3-2富山>◇第34節◇20日◇愛鷹広域公園多目的競技場

アスルクラロ沼津は今季最終戦でカターレ富山を3-2で下した。2度のリードを追い付かれながらも、後半ロスタイムにMF菅井拓也(29)が劇的な決勝ゴール。今季限りで退団するDF尾崎瑛一郎(36)の花道を飾った。

キャプテンマークを巻いたDF尾崎は、右サイドバックでフル出場した。

14年に当時JFLの沼津に加入。J3昇格にも貢献し、チーム随一の人気を誇った。試合後のセレモニーで「すばらしい7年間でした。皆さんがクラブ、選手を育ててくれた。ありがとうございました」と涙ながらにあいさつ。サポーターからは、背番号「18」があしらわれたTシャツをプレゼントされた。現役続行を希望している。