開志学園JSC新たな歴史へ 平尾主将「結果出す」

堅い守備でチームを支える主将の平尾

<新潟・高校スポーツ全国へ挑戦>

全日本高校女子サッカー選手権が兵庫で21年1月3日に開幕する。8年連続8度目出場の開志学園JSC(北信越第2)は、初戦で東海大福岡(九州第3)と対戦する。堅守速攻のスタイルを支えるのは主将のDF平尾愛穂(3年)。高校最後の全国大会でチームの新しい歴史を作るためにも前回大会2回戦で敗れた相手にリベンジを果たし、上位進出を狙う。

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揺るぎない自信を胸に強豪校の攻撃をはね返す。「自分のプレーが全国に通用するところを見せつけたい」。センターバック平尾は体を張った守備と的確な指示で最終ラインを統率するファイター。ポジショニングの良さを生かしたカバリングや展開力あるパスも得意とする。「ボールを奪うだけでなく、(パスで)攻撃の1歩目になることも意識しプレーしている」。

自身3年連続の大舞台。「チームは3年間の中で一番仕上がっている。いい結果を残す自信はある」。平尾とともに1年時から主力の左サイドバックの工藤古都子(3年)と、来季なでしこ2部長野加入が内定しているMF稲村雪乃(3年)がチームの中心。奪ったボールをテンポよく動かし、両サイドからダイナミックにゴールに迫る。就任3年目の繁田真名美監督は「目指すサッカーができればベスト4以上を狙える」と手応えを口にする。

初戦は前回大会2回戦(0-0、PK3-5)で敗れた因縁の相手。平尾は「モチベーションは勝手に上がる。しっかり主導権を握って圧倒しリベンジを果たしたい」。準々決勝では県大会決勝、北信越大会決勝で敗れた帝京長岡との県勢対決の可能性もある。「リベンジ続きですね」と指揮官は笑うが「先を見すぎず1戦1戦しっかり勝利を目指すことが重要」と気を引き締める。

新型コロナウイルスの感染拡大の中、厳重態勢で開催される大会。平尾は「サッカーができる喜びと、ここまで成長させてくれた人たちへの感謝を込めて勝ち進みたい。まずは初戦。いいサッカーをして勢いに乗る!」と宣言した。【小林忠】

◆平尾愛穂(ひらお・まほ)2003年(平15)1月24日生まれ、東京都出身。6歳から7FC福生でサッカーを始め、福生第三中ではFC Beltaに所属。好きな選手はセネガル代表DFクリバリ(ナポリ)。162センチ、60キロ。