札幌大谷1勝年越しだ 全国高校サッカー選手権 

激しくボールを奪い合う伊東主将(中央)ら札幌大谷の選手たち(撮影・永野高輔)

第99回全国高校サッカー選手権は31日、東京・駒沢陸上競技場などで開幕する。5年ぶり3度目出場の北海道代表・札幌大谷は、味の素フィールド西が丘での1回戦で、大手前高松(香川)と対戦する。

30日の直前練習は、千葉市内のグラウンドで約2時間、実戦形式やセットプレーの確認などを行った。DF伊東涼哉主将(3年)は「まずは1勝して、年越ししたい」と15年度以来5大会ぶりの初戦突破を目標に掲げた。

万全の準備を整えてきた。過去出場した2大会は、12月25日前後に本州入り。練習試合は多くて2試合程度だったが、今回は5日ほど前倒しし、20日に茨城・つくば入り。遠征期間を伸ばしたことで、練習試合も倍の4試合消化できた。FC東京U-18や、全国選手権に出場する関東第一(東京)などレベルの高い相手と4戦行い、2勝2敗と上々の結果だった。伊東主将は「戦いながら課題を修正できた。チームとして形になってきた」と手応えを口にした。

イメトレも済ませた。28日に初戦会場、味の素フィールド西が丘で行われた全日本U-15女子選手権決勝を観戦。伊東は「雰囲気やスタンドとの距離を感じることが出来た。あの緊張感をうまく本番に生かせたら」と気を引き締めた。

この日の最終調整場所は日本代表が合宿に用いるJFA夢フィールド。抽選で、試合と同時間帯の12時から割り当てられた。田部学監督(46)は「プロも使う素晴らしい施設。選手のモチベーションも上がったと思う」。心身とも磨き上げた状態で、ピッチに立つ。【永野高輔】