<全国高校サッカー選手権:近江1(5PK3)1日大山形>◇1回戦◇31日◇ニッパツ
5大会ぶり14度目出場の日大山形は、初出場の近江(滋賀)に1-1のPK戦の末に敗れ、県勢14年ぶりの初戦突破をあと1歩で逃した。前回出場時の15年度に続き再びPK戦で泣いた。劣勢の時間が長かったが、0-1の後半6分、背番号「10」のMF大河原陽(あさひ、3年)が、直接FKを突き刺して同点。家族や部員が見守るスタンドに向けて喜びを爆発させた。
県勢10大会ぶりの得点をFKでマークした大河原は「ゴールという結果を残せたのはうれしいが、試合に勝たないと意味がない」と厳しい評価を下した。日大山形、県勢としての勝利は持ち越しとなり「山形勢の進化というか進歩を見せつけられれば良かったんですけど、全国の壁は厚いと思いました。来年こそ山形県勢が頑張ってほしいです」と思いを託した。
矢作直樹監督(50)は「早い時間に失点し、メンバーを替えながらうまくディフェンスが整備でき、いい流れになったところで追いつけた。できればその流れで1点取りたかった。PKはしょうがないかなと思います」。日大山形が先頭に立ち、次回大会こそ県勢14連敗の負の歴史に終止符を打つ。【山田愛斗】