仙台育英が快勝「4強に入れるように」島野ハット

仙台育英対宮崎日大 後半、ハットトリックを達成して仲間の輪に飛び込む仙台育英MF島野(中央)(撮影・丹羽敏通)

<全国高校サッカー選手権:仙台育英3-0日大宮崎>◇2回戦◇2日◇フクアリ

ハットトリック発進で4年連続の初戦突破だ。前回8強の仙台育英(宮城)は初出場の宮崎日大に3-0で快勝。U-16日本代表候補に選出されたMF島野怜(2年)が今大会2人目のハットトリックを達成し、1人でチームの全得点を挙げた。

前半32分、こぼれ球を拾ったFW佐藤遼(2年)がゴール前にパスを流し、島野がまず右足で決めて先制。「遼が自分を見てくれて、良いパスを出してくれた」と感謝し、前半を1-0でターン。島野は後半18分にも2点目を奪うと、5分後にはFKのこぼれ球を右足で押し込み、大舞台で自身初の公式戦ハットトリックを決めて喜びを爆発させた。持ち味の前線からプレスを仕掛ける守備でも完封勝利と、攻守に納得の初戦スタート。城福敬監督(63)は「(チームの)立ち上がりは硬さがあったが、得点を取れたことでリラックスできて、本来の動きができるようになった」と試合を総括した。

今日3日の3回戦は、選手権5度の優勝を誇る市船橋(千葉)と対戦する。指揮官は「前線からプレスでボールを奪って、サイド攻撃ができるか。胸を借りてぶつかりたい」と意気込み、殊勲の島野は「個人としては1試合1得点以上。チームとしてベスト4にいけるように頑張りたい」と目標を語った。昨年度は30大会ぶりの8強入りを果たし、今大会は56大会ぶりの4強を視野に入れる。快進撃を知る主力が攻守でけん引し、V候補から1勝をもぎ取る。【相沢孔志】