山梨学院6戦8点は最少 08年広島皆実9点を更新

前半、右足でゴールを決める山梨学院MF広沢(11番)(撮影・垰建太)

<全国高校サッカー選手権:山梨学院2(4PK2)2青森山田>◇決勝◇11日◇埼玉

激動のシーズンは劇的な幕切れとなった。第99回大会の決勝で、山梨学院が青森山田に、2-2で突入したPK戦を4-2で制し、頂点に立った。11大会ぶり2度目の優勝。決勝がPKで決着するのは8大会ぶりだった。

◆最少得点優勝 山梨学院は初出場初優勝の09年度以来、11大会ぶり2度目の優勝。今大会は6試合で計8得点(5失点)。84年度の島原商(長崎)が6得点(2失点)で優勝を決めた例はあるが、同校は2回戦からの登場で5試合での記録。今回の山梨学院のように6戦したチームでは08年度の広島皆実が記録した9得点(3失点)を更新する最少得点での優勝となった。