創部2年目の尚志が大会初白星 1年大槻が先制弾

前半21分、尚志FW大槻(左から2人目)が先制ゴールを決め、仲間たちと喜ぶ

<東北高校新人サッカー選手権:尚志2-0八戸学院光星>◇16日◇福島・相馬市光陽サッカー場◇女子の部準々決勝(35分ハーフ)

尚志(福島1位)が創部2年目で東北新人大会初白星を挙げた。

前半21分、2トップの一翼を担う1年生ストライカー大槻美生が、敵ゴール約40メートル右手前からロングシュートを決めた。相手GKも立ち尽くすだけのノーマーク先制弾。相手ゴールキックのこぼれ球を決めた大槻は「キーパーが前に出ていて8番(MF渡辺さくら)が打てると教えてくれた」と感謝。松本克典監督(44)は「創部からこのメンバーでやってきた。今までは上級生も相手でしたが、同学年には負けられない」と地元での大会初制覇を目標に掲げた。