札幌チャナティップ自主隔離期間終え2カ月ぶり合流

自主隔離期間を終え、沖縄キャンプ中のチームに合流したコンサドーレ札幌MFチャナティップ(撮影・保坂果那)

タイ出身のコンサドーレ札幌MFチャナティップ(27)が21日、来日後14日間の自主隔離期間を終え、沖縄キャンプ中のチームに合流した。この日はボール回しのみに参加し、別メニューでランニングを行った。昨年11月にケガの治療とリハビリのため、シーズン終了前に母国へ帰国していた。約2カ月ぶりの仲間との再会に、笑顔で「ハッピーニューイヤー」などとあいさつをかわし「すごくうれしい」と喜んだ。

昨季終盤に負傷した右太もも裏は回復した。帰国時、来日時それぞれ自主隔離期間を過ごし「長かった」と苦笑いしたが、その期間も無駄にせず自転車型トレーニング器具などで体を動かしていた。

昨季はケガが重なり、18試合1得点。悔しさを持って臨む今季は、開幕戦から「もちろん出るつもり。サポーターの前で活躍して勝ち点3を取る」と、2月27日ホームで迎える横浜FCとの初戦を見据えた。

「今季もコロナの影響で難しいと思うけど、チームのモチベーションは高い。必ず目標を達成してタイトルを取りたい」と宣言。そのためにキャンプで万全の準備を整えていく。【保坂果那】