福岡強力外国人コンビ堅守誓う「J1でサプライズ」

今季からJ1のアビスパ福岡の強力外国人DFコンビが、昨季に続く堅守での貢献を誓った。

28日午前中に行われた福岡市での練習後、今季サンフレッチェ広島から完全移籍した2年目の元スウェーデン代表DFエミル・サロモンソン(31)らがオンラインで取材に対応。

昨季2得点のサロモンソンは「去年よりアシスト、ゴールを多く取りたい。ホームで美しいゴールを決められるよう頑張りたい」と気合十分だ。広島時代は、清水エスパルスとの19年J1開幕戦でゴールを決めており、活躍が期待されるところ。今季も不動の右SBとして、サイドの攻撃活性化ももたらす。

オフシーズンは、母国に帰り、リフレッシュした。6人以上の集まりが禁止されていたため、家族や婚約者だけの少人数でクリスマスを過ごしたという。1月上旬に来日。現在「75パーセントぐらい」というコンディションだが、自主隔離期間を経ての25日チーム合流から調整は順調だ。

また、昨季J2最少失点に貢献した長身CBのブラジル人DFドウグラス・グローリ(31)は「J1でサプライズを起こしたい」と意気込む。特に残留への意識は強く「特に大事なことはJ1に残ること。昇格の翌年に残留したことがないと聞いているので全力をかけたい」。過去3度、1年でJ2に降格しているクラブのために体を張る覚悟。今季も、192センチのスペイン人DFカルロス・グティエレス(29)とタッグを組むCBで堅守を支える。

チームは、30日から2月9日まで宮崎市で春季キャンプを行う予定。