日本初のサッカー女子プロ「WEリーグ」の日テレ・ベレーザとの契約更新が発表された“産休明け”の元なでしこジャパンDF岩清水梓(34)が2日、チームの始動後にオンライン取材に応じた。
なでしこで122試合の出場経験を持つ岩清水は、19年10月に結婚と妊娠を発表し、20年3月に第1子となる長男を出産。“ママ選手”としての復帰に向け、この日も、午前中は子どもと遊び、保育園に子どもを預けている間に都内のグラウンドで汗を流した。現状については「まだ3割ぐらい」としつつ、「スタートからチームに入れることをポジティブに捉えている」と明るい表情で話した。
子育てとプロ選手の両立となるが「早めに寝たりすることで、逆に規則正しくなった」とプラス思考。母になったことでの心境の変化について問われると「子どもを育てることの大変さを身に染みて感じた。今までは自分が1番だったが、子どもが1番で自分は2番手になった。ある意味で、少し優しい気持ちになるというか、そのあたりは、後輩たちへの接し方で還元できるかもしれない」と笑顔で話した。
チームは若手が台頭し、厳しいポジション争いが待っている。目標は「子どもを抱いての入場」という岩清水。「途中出場ではそれはかなわない。スタメンを目指して、若い子に挑んでいきたい」と、定位置取りに闘志を燃やした。
「WEリーグ」は、9月の開幕に先立ち、4月からプレシーズン大会を行う。【奥山将志】