今季から女子サッカーのプロリーグ(WEリーグ)に参入するマイナビ仙台が5日、新会社・新チーム体制発表記者会見をオンラインで開催した。対応した粟井俊介社長(40)は「(周囲からの)チームに対する期待を感じるとともに、身が引き締まる思い」と率直な気持ちを口にした。
クラブエンブレムには、「チームプレーを重んじる。調和を大事に」と正円形を採用。デザインは「仙台七夕」をモチーフにした。前身のベガルタに由来する織り姫、ひこ星の2つの星マークを残し、夏を代表する恒星のデネブをイメージした“1番星”を加えて、夏の大三角形をかたどった。「ベガルタの伝統を受け継いで、新チームの運営がスタートした。ひときわ輝く星として、マイナビブルーで新たな星を配置した」と説明。下部には「SHOOT FOR THE STARS」のスローガンを掲げ、「高い目標を目指す。希望の星になりたい」との願いを込めた。
東日本大震災から節目の10年。特別な年に船出を切る。「WEリーグが開幕する年でもあり、いろいろな事が重なった。運命的なもの感じる」。昨季はなでしこ1部の上位3チームに未勝利で、6勝4分け8敗で7位に沈んだ。「(震災の復興が)まだまだ道半ばな状況もあると思う。1人でも多くの方々が前を向けるように、明るい話題を提供していきたい」と被災地の思いも背負って戦う。
今季からは松田岳夫新監督(59)をはじめ、6人の若い新戦力が加わった。チーム平均年齢は23・5歳とフレッシュな顔ぶれ。「次の世代を担うことを意識して、サッカーや自分自身を磨いてほしい」と大きな期待を寄せた。【佐藤究】