C大阪MF坂元達裕2カ月ぶり3点目「ゴールへの意識」森保監督にアピール

神戸対C大阪 後半、C大阪坂元(左)はゴールを決め歓喜する(撮影・上山淳一)

<明治安田生命J1:神戸1-1C大阪>◇第14節◇15日◇ノエスタ

C大阪MF坂元達裕(24)が3月17日の大分戦以来、約2カ月ぶりとなる今季3点目を決めた。「けがから復帰して、なかなかチームを勝たせる活躍ができていなかったので、ゴールへの意識は持っていた」。後半30分にFW高木のクロスに頭から飛び込む、ド迫力の得点だった。

3月に日本代表初選出された際、合宿直前に左太もも裏を肉離れし無念の不参加となった。この日は森保監督が視察に訪れ、来週の代表発表へ最高のアピールができた。「得点を決めたのはプラスにとらえたいが、勝たせられなかったのが悔しい」。後半終了間際の失点で3試合ぶりの勝利が逃げた。坂元が復帰後は2分け1敗。エース大久保ら故障者が多い中、次節広島戦こそ白星をつかみたい。