山下良美主審がJリーグで女性初の笛「1つ1つ丁寧に誠実に対応」

J3のYS横浜対宮崎戦で、女性審判員として初めてJリーグの試合を担当した山下良美主審(中央)(C)JFA

<明治安田生命J3:YS横浜0-2宮崎>◇第8節◇16日◇ニッパツ

山下良美主審(35)が、女性主審として初めてJリーグの公式戦で笛を吹いた。

これまで19年女子ワールドカップ(W杯)フランス大会、同年の男子のAFC杯などを担当してきたが、今季初めてJリーグの審判リストに登録されていた。

山下主審は「審判員4人で協力していつも通りのレフェリングができるように、1つ1つ丁寧に誠実に対応することだけを考えて試合に臨みました。これからもこの機会が続いていき、この状況が当たり前になるよう、目の前の試合に全力で臨みたいと思います」とコメントした。