「あり得ない」神戸三浦淳寛監督 選手を名指しし指導「きつく言った」

三浦淳寛監督(2021年5月22日撮影)

ヴィッセル神戸は、26日に敵地で柏レイソル戦を控え、三浦淳寛監督(46)が試合前日会見にオンラインで対応した。

指揮官はまず、0-2で敗れた前節(浦和レッズ戦)の内容を繰り返し批判した。「後半の入りで気の緩みがあった。そこを修正することはミーティングでもきつく言った」。さらにはミーティング内で選手を名指しし、指導したことも明かした。

気が緩んだ一因に1週間で3試合と、タイトなスケジュールの影響があるのではないかとの問いに「後半2分だし、疲れてるなんてあり得ない」。気持ちの面から厳しく練習に取り組むよう指導したという。

柏戦に向けては「(柏は)相手に対して戦術を考え、システムも変えてくる。だがこちらもプランはある」と前節の反省を生かし、勝利をものにする。

また8~13節まで欠場し、最近2試合は途中出場のFWドウグラス(33)も取材に応じた。負傷での離脱については「けがの状況から、しっかり治す期間が必要だったため少し長引いた。コンディション的には8割程度。90分戦える準備はできている」と語った。柏戦に向けては「勝利が一番欲しい。ピッチに戻れたから、1つでも順位を上げることを目標に全力を尽くす」と戦う意欲を口にした。