清水が再開初戦競り勝った 鈴木唯人&ディサロ燦シルヴァーノJ1初G飾る

<明治安田生命J1:仙台2-3清水>◇第19節◇23日◇ユアスタ

清水エスパルスは敵地でベガルタ仙台に3-2で競り勝ち、約3週間ぶりのリーグ再開初戦を白星で飾った。MF鈴木唯人(19)とFWディサロ燦(あきら)シルヴァーノ(25)が、共にJ1初得点。2-2の後半39分、FWチアゴ・サンタナ(28)が決勝ゴールを決めて、粘る相手を振り切った。

前半12分、カウンターから鈴木唯がエリア内でこぼれ球を押し込んだ。クラブにとってもJ1通算1350ゴール。節目の得点で幸先よく先制点を奪った。1-1の後半27分にディサロが追加点。同38分に再び同点とされるも、その1分後にサンタナが勝ち越しゴール。ストライカーの今季7点目で、シーソーゲームに終止符を打った。

勝ち点3を得たが、順位は15位で変わらなかった。次節は27日、最下位の横浜FCと対する(ニッパツ、午後6時)。アウェー連戦となるが、今季初の連勝を目指す。