負傷交代の神戸イニエスタ「本人はハムストリングスが気になると」三浦監督

神戸対湘南 相手の激しいチャージに崩れる神戸イニエスタ(左)(撮影・白石智彦)

<明治安田生命J1:神戸3-1湘南>◇第21節◇3日◇ノエスタ

ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタ主将(37)が前半途中に負傷退場した。

前半40分、ドリブルの最中に湘南MF山田のスライディングを受け転倒。現時点で全治は不明だが、三浦監督は「今の感じではそんなに重くないと思うが、しっかり検査してドクターの報告を聞きたい。本人はハムストリングスが気になると言っていた」と説明した。昨年12月に右太ももの大けがで手術を受け今年5月に復帰。6月19日福岡戦で今季初得点を決めたばかりだった。

チームはDF菊池、GK前川、MF郷家も負傷交代。三木谷会長が見守る前で主力4人が負傷し、傷だらけの今季2度目の3連勝となった。三浦監督は「アクシデントがあった中で、個々の選手がよく対応してくれた」。暫定でACL出場圏内の3位浮上。7日の天皇杯徳島戦をはさみ、17日にC大阪との阪神ダービーに臨む。【三宅ひとみ】