横浜前田大然ハットトリック+1アシストで大分に勝利 首位と勝ち点差6に

横浜対大分 後半、ゴールを決める横浜・前田(撮影・鈴木みどり)

<明治安田生命J1:横浜5-1大分>◇第24節◇15日◇ニッパツ

横浜F・マリノスは、東京五輪日本代表FW前田大然がハットトリック+1アシストの活躍を見せて、大分トリニータに勝利した。

前半30分、右サイドを突破したFW仲川からマイナスのパスを受けた前田が右足で決めて先制。

対する大分は、前半39分に右CKからFW伊佐のヘディング弾で同点とした。

横浜は前半45分、相手の連係ミスを突いたFWレオ・セアラがループシュートを決め、2-1と再び突き放して前半を折り返した。

後半も横浜が勢いを持って攻め込み、同10分にはMF扇原からのスルーパスを引き出した前田のお膳立てで、レオ・セアラがこの日2点目を決めた。

さらに後半30分、途中出場MF水沼のフィードに抜け出した前田が、右足ループシュートで試合を決める追加点を奪った。

後半38分には、FWエウベルの左深くからのクロスを前田が頭で合わせて、ハットトリックを達成した。

前田はチーム内得点王だったFWオナイウ(トゥールーズに移籍)の12点を抜いて今季13得点と、J2水戸でプレーした17年のシーズンハイに並んだ。

横浜は中2日の4連戦を3勝1分けで終えて、首位川崎フロンターレとの勝ち点差を6まで詰めた。