<全国高校総体・サッカー:静岡学園2-0大阪桐蔭>◇男子3回戦◇18日◇福井・テクノポート福井総合公園スタジアム
男子の静岡学園が、5年ぶりにベスト8進出を果たした。大阪桐蔭(大阪2位)に2-0で完封勝ち。MF小泉龍之介(3年)とMF玄理吾(ヒョン・リオ、3年)がゴールを決め、2月の新人戦から続く公式戦連勝を「26」に伸ばした。
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静岡学園MF玄が、目の覚めるような一撃を沈めてリードを広げた。1-0で迎えた前半ロスタイム、相手DFのクリアボールが、エリア外で待つ玄のもとへ。頭上から落ちてくるボールを迷わずに左足のダイレクトボレーで合わせて、豪快にゴールへ突き刺した。
殊勲の背番号8は「打った瞬間に入ると思った。今までで最高のゴールだと思う」と胸を張った。川口修監督(48)は「スーパーシュートだった。あの場面で技術を出せるのは、すばらしいこと」と手放しでたたえた。
チーム一丸でつかんだ勝利だった。今大会は1回戦から決勝まで、8日間で6試合を戦う過密日程。2回戦の高川学園戦(山口)から中1日で臨んだこの日は、先発3人を入れ替えた。MF小泉は今大会初スタメン。CKのこぼれ球を押し込んで先制点を決めて、結果で起用に応えた。「17日の練習後に先発を告げられた。悔しい思いも抱えていたので、うれしい」。指揮官は「今大会は疲労との闘い。1試合でも多く戦い、選手権に向けて経験を積んでいきたい」と話した。
19日の準々決勝は、高校年代最高峰のプレミアリーグWEST所属の大津(熊本)と対する。静岡学園は、1つ下のカテゴリーになるプリンスリーグ東海所属。格上との対戦に臨む。玄は「レベルの高い相手だが、とことん静学らしさを出していきたい」と力を込めた。【古地真隆】