G大阪ドローも山見大登が途中出場で存在感、昌子「個人技少し見られた」

G大阪対東京 試合後、手を振るG大阪・山見(撮影・清水貴仁)

<明治安田生命J1:G大阪0-0東京>◇第25節◇21日◇パナスタ

ガンバ大阪に来季加入が内定している関学大4年のFW山見が、2試合連続で爪痕を残した。特別指定選手としてJ1デビューで決勝点を挙げた前節13日の清水戦に続き、後半25分から途中出場。同44分に左サイドをドリブルで持ち上がり、積極的にシュートを放った。

18年W杯日本代表DFの昌子は「僕らより(東京は)順位が上。最低限ですが、結果的に残念」と勝ち点1を評価し「ゴールに向かう姿勢は(守備陣として)やっていて嫌。山見の個人技が少し見られた」と収穫を強調。守りは前節2得点の相手FWアダイウトンらを封じ、公式戦3試合連続完封と自信をつけた。次節横浜FC戦へ、松波監督は「(ボールを)取った瞬間の攻撃のスピードが課題」と得点力向上に取り組む。