【J1】鹿島が五輪代表上田弾などで4発大勝 清水守備陣崩壊に前線は沈黙

清水対鹿島 前半、右足を振り抜き先制ゴールを決める鹿島上田(撮影・丹羽敏通)

<明治安田生命J1:清水0-4鹿島>◇第26節◇25日◇アイスタ

鹿島アントラーズは東京オリンピック(五輪)代表のFW上田の得点などで清水エスパルスに大勝した。

鹿島は惜敗した21日のヴィッセル神戸線から先発6人を入れ替えた。前半18分、鹿島は8試合ぶりに先発の上田が、MFピトゥカの縦パスを受けると迷わず右足を振り抜き、25メートルのロングシュートを左隅に突き刺した。

鹿島はさらに前半44分、リーグ初先発のMFアルトゥール・カイキが高い位置でボールを奪いシュートを放ち追加点。後半36分には自陣での相手のスローインのミスからカウンターに転じ、MF和泉の今季初ゴールで加点した。

さらに後半42分、鹿島はMF遠藤の左足のロングシュートで試合を決めた。遠藤は今季初ゴール。10年から12年連続でJ1での得点となった。