鹿島上田綺世、22歳最後の試合で25m弾「自分を駆り立てるような年」

清水対鹿島 前半、右足を振り抜き先制ゴールを決める鹿島上田(撮影・丹羽敏通)

<明治安田生命J1:清水0-4鹿島>◇第26節◇25日◇アイスタ

東京オリンピック(五輪)代表の鹿島アントラーズFW上田綺世の25メートル弾などで清水に大勝した。

6月20日の仙台戦以来、8試合ぶりの先発。東京五輪で無得点に終わり、悔しい思いを秘めていた。「五輪が終わって(先発の)チャンスをものにしたいと臨んだ」。縦パスを受けると「遠目からでも振るのは自分にとって追い風になる」と迷わず右足を振り抜いた。22歳最後の試合での得点に「ステップアップしていかなくてはいけないと、自分を駆り立てるような年になった」と振り返った。