WEリーグ開幕 三菱重工浦和が逆転勝利、東京五輪代表の塩越柚歩が決勝弾

日テレ東京V対三菱重工浦和 日テレ東京Vに勝利し喜ぶ塩越(中央)ら三菱重工浦和イレブン(撮影・鈴木みどり)

<Yogibo WEリーグ:日テレ東京V1-2三菱重工浦和>◇開幕戦◇12日◇味フィ西

昨季のリーグ女王・三菱重工浦和レッズレディースが、東京五輪代表MF塩越柚歩(23)のゴールで皇后杯女王・日テレ・東京ヴェルディベレーザに逆転勝利を収めた。

先制したのは日テレ東京V。前半33分、MF三浦が自陣右サイド深くからFW植木にロングボールを入れた。抜け出した植木はFW小林にボールを預け、左サイドで折り返した小林のクロスに再び植木が合わせて、日テレ東京Vが先制した。

1点を追う三菱重工浦和は、後半から東京五輪代表FW菅沢を投入した。前半から一転ボールを保持して試合を進めると、4分にDF高橋はなのスルーパスにFW安藤が抜け出し、安藤の右クロスに菅沢が合わせて同点に追いついた。

一進一退の攻防が続く中、後半43分に決勝点が生まれた。三菱重工浦和が菅沢の粘りで押し込み、途中出場のFW島田がシュートを放った。こぼれ球をエリア内で東京五輪代表MF塩越が拾うと、ターンでDFをかわして右足で強烈なシュートを突き刺した。

試合はそのまま終了し、三菱重工浦和がWEリーグ開幕戦白星を勝ち取った。