<高円宮杯U-18プレミアリーグEAST:青森山田1-0大宮U18>◇第14節◇10日◇埼玉・所沢航空記念公園運動場
今夏の全国高校総体王者・青森山田が「再開幕戦」を白星で飾った。7月4日以来3カ月ぶりのプレミアリーグで、大宮U18に1-0で勝利。MF田沢夢積(ゆづむ、3年)の今大会4ゴール目が決勝点になった。10試合を終えて8勝1分け1敗。2位清水ユースがこの日引き分けたことで、首位青森山田は消化数が1試合多いものの、勝ち点差を6に広げた。
絶好調の田沢が確実に仕留めた。前半33分、左サイドから走り込み、右クロスを冷静に合わせた。「自分はシュートに自信があるので、面に当ててゴールに流し込めば入ると思った。しっかり取れてよかったです」。全国総体は6試合すべてに先発して3ゴール3アシストと優勝に貢献。「インターハイ(全国総体)でも得点やアシストをできたのが自信につながって、どんどん打っていこうという意識でした」。積極性が実を結んだ。
対外試合は8月22日の同総体決勝、米子北(鳥取)戦以来約2カ月ぶりだった。青森県独自の新型コロナウイルス感染防止策で、9月は「部活動禁止」措置がとられ、1カ月の空白期間も生まれた。田沢も「久しぶりの試合でゲーム体力や試合感覚が全然つかめなかった」と難しい一戦だったことを強調。黒田剛監督(51)は「もうちょっと前半に取れるところがあった」と振り返りつつも「ひとつずつ勝ち点を積み上げていくことが重要」と評価した。青森山田が上々の再スタートを切った。【山田愛斗】