川崎F連覇へあと2 脇坂「実質1得点2アシスト」で鹿島に快勝

川崎F対鹿島 前半、鹿島町田(中央)のオウンゴールで川崎Fが先制する(撮影・江口和貴)

<天皇杯:川崎F3-1鹿島>◇準々決勝◇27日◇等々力

前年度王者の川崎フロンターレは、鹿島アントラーズを下して2年連続となる準決勝に駒を進めた。12月12日に、ジュビロ磐田-大分トリニータの勝者と対戦する。

前半32分、川崎FはMF脇坂の左CKから相手のオウンゴールで先制。危ない場面も何度かあったが前半を無失点でしのぎ、後半3分には脇坂のシュートコースに入ったFW旗手が頭で軌道を変えて、追加点を奪った。

後半6分には、脇坂が左足の豪快なシュートで3点目を決めた。終盤は鹿島が何度もチャンスをつくり、後半45分にMF荒木が1点を返したが、反撃もここまでだった。

オウンゴールにアシストは付かないものの、脇坂の「実質1得点2アシスト」の活躍で、川崎Fが鹿島に勝利した。