U-22日本代表の活動から戻ったヴィッセル神戸のMF郷家友太(22)が2日、オンラインで取材に応じ、ゴールへのこだわりを改めて口にした。
10月末のU-23アジア杯予選に、U-22日本代表の主将として参加。来年6月にウズベキスタンで開催される本大会の出場を決めていた。パリオリンピック(五輪)より上の年代の郷家は、オーバーエージの立場だった。メンバーで唯一U-20ワールドカップ(W杯)ポーランド大会を経験しており、世界での経験を後輩に還元するためにも選出されていた。
「僕からすれば代表合宿は重要な期間だった。(これまで)ちょっと、考えすぎてサッカーをしていたので、フラットに代表に入れたのはよかった」という郷家は「みんな年下だが、ばりばりJ1で出たり、大学で引っ張っている選手もいて差は感じなかった」。その中で「(自分が)試合でも声をかけられていたし、(青森山田)高校以来のまとめる役。自信をもってやれた」と胸を張った。
代表ではトップ下に近い、インサイドハーフで出場。「(冨樫剛一)代表監督からいい意味で自己中心になっていいと言われ、ゴールに近い部分で(力が)発揮でき、ゴールもついてきた。自分はゴール前で勝負したいと思う」と素直な胸の内を語った。
入団4年目の神戸では主力に定着し、FWからボランチまで多くの位置をこなす。今季は28試合2得点。数字以上の貢献はしてきたが、改めて得点への意欲を示し「代表でゴールの感覚は個人としてもつかめたので、明日やこれからの試合で出せればいい」。3日のベガルタ仙台戦(ノエスタ)を含めて、J1リーグ今季残り5試合へ決意した。
さらに「チーム(神戸)では同じ(主将の)役割ではないが、鼓舞する部分は続けていきたい」と、若手リーダーの自覚も芽生えさせている。【横田和幸】