京都J2頂上決戦敗戦「悔しさだけ残してホーム戦に」曹貴裁監督/一問一答

<明治安田生命J2:磐田1-0京都>◇38節◇7日◇ヤマハ

J2リーグ戦2位の京都サンガF.C.は、首位ジュビロ磐田との頂上決定戦で敗戦を喫した。

0-0で迎えた後半32分に決勝ゴールを許し、磐田との勝ち点差を5に引き離された。

試合後の曹貴裁監督(52)の一問一答は以下の通り

-試合の総括

曹監督 お疲れさまでした。久しぶりにヤマハスタジアムに来させていただいて、今日はチケットが完売と言うことも聞いていた。応援してくれているサポーターの皆様も試合後あいさつしたときにたくさんの拍手をもらった。そういう空間の中で、お互いが全てを出しきった試合だったと思います。こういう時期に残念ながら京都は負けてしまいましたけども、下を向く内容ではなかった。最後までゴールをこじ開けることができなかったのは残念ですが、プレッシャーがかかる中で、堂々とプレーした選手たちを誇りに思います。次の秋田戦に向けてしっかりと準備して、今日以上のプレーを見せて前に進んでいきたい。久しぶりにヤマハスタジアムに来て監督として指揮を執りましたが、スタジアムとプレーが一体となって指揮を執れたことは、本当に幸せに感じました。その気持ちをまた次のグラウンドに落として、謙虚に目標に向かって戦っていきたい。

-ゲームの狙い

曹監督 ゲームコントロールだったり、相手のストロングを抑えるということも含めて、自分たちの良さが消えない戦いがここ数試合できていた。今日も磐田さんに対してそういったものは(意識した)。彼らの時間もありましたけど、我々で進めた時間帯は、後半特に多かったかなと。勝てなかったのは残念でしたけど、ひとつ選手の成長が見られたなと思います。足は最後まで止まらなかったと思いますし、交代の選手含めて出し切りましたが、残念ながら1点を返せなかった試合だったかなと思います。

-ハーフタイムにどういう指示を送ったか

曹監督 サイドにボールを運んだ時、やり切れなかったところが前半にあったので、クロスを入れたり、もっと仕掛けてワンツーでいったらいいと。何回かチャンスを作ってくれたけどそこは次の課題として次に向かっていきたいです。

-今日の負けの意味

曹監督 負けから、今シーズンずっと進んできたので、この負けた悔しさだけを引きずって、ただ自分たちがなにもできずに負けたとは思っていないので、良いところは継続しながら、悔しさだけを残して、来週のホーム戦に帰っていきたいと思います。