大分渡辺「実力不足」2戦残し降格決定、リーグ最少26得点の決定力不足

鹿島対大分 鹿島に引き分け、J2降格が決まり、がっくり肩を落とす大分の選手たち(撮影・たえ見朱実)

<明治安田生命J1:鹿島0-0大分>◇第36節◇20日◇カシマ

大分トリニータは2試合を残し降格が決まった。勝つしか残留の可能性がない中で、相手に圧倒されシュート2本のスコアレスドロー。残留圏16位と勝ち点7差に広がって終戦。

攻撃的スタイルを追求してきたが、リーグ最少26得点の決定力不足だった。就任6年目の片野坂監督は「このような結果は私の責任で申し訳ありません」。FW渡辺は「実力不足と思う」と悔しがった。片野坂監督は今季限りの退団と来季G大阪監督就任が決定的で、大分の来季監督候補には元横浜FC監督の下平氏が挙がっている。