G大阪13位に終わる 試合後に松波監督涙のざんげ「本当に申し訳なく」 

G大阪対湘南 ホーム最終戦を終えあいさつの途中で涙をこらえるG大阪松波監督(撮影・宮崎幸一)

<明治安田生命J1:G大阪0-0湘南>◇第38節◇4日◇パナスタ

ガンバ大阪は全日程を終えて、12勝8分け18敗で13位に終わった。昨季は2位に躍進したが、今季は開幕から成績不振で宮本前監督が事実上の解任となり、5月に松波正信監督(47)に交代。残留争いを強いられながら、何とか13位で終われたという1年だった。

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松波監督はこの日、試合後のセレモニーで涙のざんげを行った。

マイクの前に立った指揮官は「望まない結果に終わったことに対しては、本当に申し訳なく思っています。ただコロナ禍の中、苦しい連戦の中、選手、スタッフがこの困難を乗り越え、必死に前を向いて戦っていた。それを支えてくれたサポーター、すべての人のおかげです。本当にありがとうございました」などとあいさつ。涙で言葉を詰まらせる場面もあった。

「来季は新体制でのスタートになると思うが、変わらぬG大阪への愛と、情熱を注いでくだされば、必ず強いG大阪を取り戻せると信じています」

来季は大分トリニータで6年間指揮した、クラブOBの片野坂知宏氏(50)が新監督に就任する予定。この悔しさを引き継ぎ、G大阪が新たなスタートを切ることになる。