皇后杯・全日本女子サッカー選手権は25日にWEリーグ勢が登場し、各地で4回戦が行われる。WEリーグ新潟は初戦で同ちふれ埼玉と長野Uで対戦する。チーム最年長で皇后杯経験を積む、MF上尾野辺めぐみ(35)がチームを落ち着かせ、上位進出を目指す。
リーグ前半戦を終え、皇后杯に向け一点集中で練習に取り組んできた。攻撃面はコンビネーションやクロスの対応の感覚を選手がつかんできた。守備では緻密にスライドやラインの部分を中心に精度を上げている。上尾野辺は「前半戦の積み重ねをまずは皇后杯でぶつけたい」と気合を入れる。
リーグ戦は2勝2分け5敗で9位と苦しい展開だったが、皇后杯では過去4度の準優勝の成績を残し、上尾野辺はその全ての試合を経験する。「立ち上がり硬くなってしまうところもあるかも知れないが、声がけで少しでも落ち着かせられたら」と若手選手をリードするつもりだ。
ちふれ埼玉はリーグ戦最下位11位と低迷するが、第3節(9月26日)に対戦し2-1と勝利も、1-0の後半に一瞬の隙をつかれて失点を許している。「接戦になると思う。90分通して集中する」。リーグ後半戦に向け弾みをつけるためにも、5年ぶり決勝進出を目指す。【飯嶋聡美】