【高校サッカー】小嶺氏悼む喪章天にささげ祈り…青森山田・松木玖生が1発

高川学園対青森山田 後半、ゴール後に喪章に手をやる青森山田・松木(撮影・横山健太)

<全国高校サッカー選手権:高川学園-青森山田>◇準決勝◇8日◇国立

青森山田の10番で主将、FC東京内定のMF松木玖生(くりゅう、3年)が、今大会3点目を決めた。

2-0の後半12分、右サイドでMF藤森颯太(3年)が粘ってキープしたこぼれ球を拾うと、相手DFの間を縫ってドリブル突破。ペナルティーエリア内右から、左足でシュートを突き刺した。

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ゴールが決まると、松木は左腕に巻いていた喪章を外して天に掲げた。7日に亡くなった長崎・国見高元監督の小嶺忠敏さん(現長崎総合科学大付監督)は、誰もが知る高校サッカー界の名将。松木は両手を合わせて、祈りをささげた。

青森山田は前半3分、藤森の左FKにFW名須川真光(まさき、3年)がヘディングで合わせて先制。同26分には、藤森の左CKからDF丸山大和(3年)が頭で追加点を奪っている。

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