コンサドーレ札幌は12日、運営会社の株式会社コンサドーレの新体制を発表した。野々村芳和社長(49)が退任して代表取締役会長に就任し、三上大勝GM(50)が代表取締役GMに就任した。三上氏が実質社長としてクラブ経営とチーム強化に携わり、フロント陣の仕切り役を担う。
札幌のフロント体制が変わることになった。11日の取締役会で決議され、三上氏が代表取締役GMに就任することになった。この日オンライン取材に対応し、「スポーツ、サッカーを通して北海道、札幌市、そこに関わる人々を豊かに元気にする。今後も具現化できるよう、頑張っていきたい」と所信表明した。
クラブは転機を迎えることになる。13年に就任した社長職を退き、代表取締役会長に就任した野々村氏はJリーグ次期チェアマンの候補に挙がる。三上氏は「今自分の口から何か答えることは何もない」としながらも、「なぜこのタイミングで私の代表取締役就任が必要なのかと思われると思うが、いろんな変化があってもしっかりやっていくために」と説明した。
今回の人事では社長の役職には就かないものの、経営面と強化面の両方に携わる方針で、社長業とGM業との兼任になる。99年から前身の運営会社北海道フットボールクラブ入りし、札幌のために尽力。13年からGMに就任してチームの強化を推進した。「私自身コンサドーレのGMというものに対してここまでこだわりを持ってやってきた。今後も継続してやっていきたい」と、三上氏の意向だったと明かす。
コロナ禍でクラブ経営は決して簡単ではない。3期連続赤字を計上している。「今までやってきたクラブ経営のスピード感を増しながらやっていく」。さらに成長を押し上げていくつもりだ。