川崎F鬼木監督、14番継承の脇坂へ「着けたいと言えるのすごい」一問一答

川崎F鬼木監督(2021年9月18日撮影)

川崎Fの鬼木達監督(47)が19日、オンライン取材に対応した。主な一問一答は、以下の通り。

-今季に向けて

鬼木監督 質の高いサッカーをより、今までよりも構築していきたい。20年、21年、22年で成熟させながら、進化していくというか、歩みを止めずにやっていくことが必要。サッカーで喜びを与えるような、勝利と一緒に目指したい。

-MF脇坂が今季から背番号14に変更

鬼木監督 ユースからいて、中村憲剛に憧れてきた中で、アカデミーにいたから14番の重みが分かるというか、着けたいと言えるのはすごいこと、尊重したいし、プレッシャーを感じずにやってほしい。彼は彼の14番の色をつくっていくことがいい。

-チームが成長するために

鬼木監督 自分たちの強み、弱みを理解した中で、サッカーが出来たら。突き詰めるところは、まだまだ。当たり前のところが見落としている部分が多々ある。また違った形のチームになる。このチームの良さは競争だと思う。

-ACLの組み合わせが発表された

鬼木監督 どこのブロック、どのチームがいいとか、全くない。われわれはチャレンジャーでありますし、そこのところを受け止めながらやっていかないといけない。優勝を目標にやっている。ただ、まだその力はないと話はしている。成長次第では、そういう可能性はある。対戦相手より、自分たちかなと。

-監督6年目

鬼木監督 毎日必死。終われている。自分の中で変わらずあるのは、勝つために、変化をしないと、勝てない、いいものを出せないというもの。刺激を受けながら、自分自身をアップデートしながらと思っている。

-新体制発表会で「スタートライン」という言葉を口にしていた

鬼木監督 3連覇は、鹿島しかやっていない。本当に難しいということがあった。19年挑んだけど、どこか、仕方ないというのがあったのかなと、もっと自分に出来たことがあったのでは。それをもう1回、自分の頭をリセットして戦うためには、3連覇に挑める状況をつくらないといけない。違う形で進化した形で、選手も自分自身も、頭の中をリセットして、やっと条件がそろったところに立てた。五輪選手とか、こういう感覚なのかな。やっと来たという。1年、1年の積み重ね。

-W杯最終予選後の国内組のコロナ隔離期間が6日間に短縮

鬼木監督 難しいところではある。コメントは難しいですね。