セレッソ大阪のDF山下達也(34)が4日、宮崎キャンプでオンライン取材に応じて「必死に食らいついている」と、センターバックの生き残り競争における心境を明かした。
柏レイソルから約2年半ぶりの復帰を果たした今季、現状の定位置の2席は、まず日本代表候補に入ったDF西尾隆矢(20)が確実で、残り1席を山下やDF進藤亮佑(24)らが争う構図だ。
「みんなが同じ意識を持って戦術の理解も深まってきている。自分自身もけがなくこられた。C大阪は楽しいし、みんな自分のことを知ってくれてやりやすさもある」
J1通算146試合7得点の経験があるものの、柏での直近2年間はJ1リーグの開幕戦には出場できていない。選手にとって光栄な開幕戦出場は、C大阪時代の19年に先発で飾って以来ない。その時はMFイニエスタがいるヴィッセル神戸に、山下の決勝ゴールで1-0で会心の勝利を挙げた。「開幕男」の勝負強さを3年ぶりに発揮したい。
守備でも積極的な姿勢が求められるC大阪で、山下は「前からいく場面と1回引く場面の判断は、常に声をかけてくれと言われているので、練習試合から意識してやっている」と、仲間へのコーチングを心がける。一方で「全員がそういう意識を持たないといけない。正直、声は全体的に少ない」と、静かなチームカラーに不安もあるようだ。
11月に35歳を迎える大ベテランは「自分が相手をしっかりつぶすのは、見せどころでもある。チームを引っ張っていきたい」と意気込んでいる。