高知キャンプ中のJ2アルビレックス新潟は9日、完全非公開で今季初めての練習試合(45分×2、対戦相手、場所、スコアは非公開)を行った。新型コロナウイルス感染者が相次いだチームは1月19日午後~28日まで活動を一時休止。同月29日から練習を再開させ、この日が初めての対外試合となった。リーグ開幕のアウェー・ベガルタ仙台戦(20日)へ向けて状態を上げていく。
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キャンプ活動再開から12日目。今季初実戦はメンバーやスコアも完全非公表。90分間の試合は公式戦並みの緊張感の中で行われたようだ。試合後、就任1年目の松橋力蔵監督(53)がオンライン取材に応じ「テンポ、リズム良くボールを回せるところはあった。個人の特徴が出ていた部分もあった」と手応えを口にした。その上で「ゴール前や、そこに向かう手前のシーンでの精度が十分ではない。その部分をもっと向上させていかないと」と課題も挙げた。
試合はある程度ボールを保持して主導権を握り、松橋監督が戦術の1つとしてチームに植えつける「推進力を生かした縦への突破」からチャンスを作り出すこともできたようだ。最後方からチームを支えるGK阿部航斗(24)が「小さなミスはあったが、急いで大きく改善しないといけない部分は感じなかった。攻撃では全体的に前への意識が強くなった」と話せば、MF星雄次(29)も「(活動)再開から約10日にしては個人としてもチームとしても動けていたと思う」と振り返った。
高知でのキャンプは11日まで。アルベルト前監督(53)がチームに植えつけたポゼッションサッカーをベースに、攻撃的な新スタイルに磨きをかける。リーグ開幕の仙台戦まであと10日。松橋監督は「(練習試合で出た)課題の改善と言うより、自分たちの強みをより高みに持っていくことを重視したい」と意気込んだ。