「槙野智章」スタメン発表アナウンスも心なし大きく 神戸槙野かつてのホーム埼スタに“凱旋”

浦和対神戸 試合前、古巣浦和戦で赤く染まるスタンドを背にグラウンドに出る神戸槙野(中央)(撮影・浅見桂子)

<明治安田生命J1:浦和-神戸>◇第9節◇23日◇埼玉

昨季まで浦和レッズに所属したヴィッセル神戸のDF槙野智章(34)が、かつてのホームに“凱旋(がいせん)”した。

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)との兼ね合いで、変則的な日程となったため、古巣との対戦が開幕直後にやってきた。懐かしい埼玉スタジアムで、先発で出場する。

ウオーミングアップ中には、浦和DF酒井と互いに手を挙げてあいさつ。スタメン発表の際には、他の神戸の選手よりも「槙野智章」が心なしか大きくアナウンスされ、サポーターも拍手で応えた。

また、ともに昨季まで浦和でプレーしたMF汰木康也(26)はベンチスタート。汰木の名前が呼ばれた際も、サポーターは拍手を送っていた。