＜明治安田生命J1：浦和0－1G大阪＞◇第2節◇26日◇埼玉
ガンバ大阪MF福田湧矢（22）が決勝ゴールを決めて、片野坂新監督に初勝利をプレゼントした。
「いやもう、本当にいい監督で、絶対勝たせてあげたいという気持ちが強かった。出た時にはチームを勝利に導きたいと思っていたので、そのゴールが自分で良かったです」。
この日は後半35分に途中出場。浦和レッズに退場者が出た直後の後半38分、ゴール左手前から放ったシュートが相手DFに当たって軌道が変わり、GK西川が伸ばした手の先で、ゴールネットを揺らした。「山見のコントロールミスがうまく自分のところにこぼれてきて、蹴ったら入っちゃいました」。少ないチャンスをきっちりものにした。
今年から就任したクラブOBの片野坂監督のもと、チームは一致団結。「本当に熱い監督ですし、ガンバを変えたいというのも、チームを勝たせたいというのも本当に伝わってくる。本当にいい監督なので、みんなそういう気持ちだと思います、今のガンバは」。
リーグ開幕戦、ルヴァン杯1次リーグとホームで連敗を喫していたが、アウェーでもぎとった価値ある勝利。ここから強いガンバを取り戻す。【磯綾乃】