【磐田】杉本健勇移籍後初ゴールへ意欲「チームのため、自分のために結果を」26日ルヴァン福岡戦

ゲーム形式の練習でパスを出す磐田杉本(右)

J1ジュビロ磐田の元日本代表FW杉本健勇(29)が、移籍後初ゴールへ意欲を示した。

26日のルヴァン杯アビスパ福岡戦に向け、23日は磐田市内での練習に参加。ゲーム形式のメニューでは背後への抜け出しから得点するなど、軽快な動きを見せた。次戦は1トップでの先発が濃厚。「チームのため、自分のために結果を求めていきたい」と意気込んだ。

19日のリーグ浦和戦は、今季最多4失点を喫した。浦和から期限付き移籍している杉本は契約上の問題で欠場。「出られないの分かっていたけれど、悔しかった」。ただ、初めてピッチ外からチームを冷静に分析し、見えてきたものもある。「自分も含めて、切り替えの部分はもっと速くしなければいけない。そこは意識することで変えられる」と、言い聞かせるように話した。

チームの今季公式戦は7試合で10失点。この日も守備練習を入念に行った。杉本は「失点しなければ負けることはない」と強調。攻撃面だけでなく、前線からの献身的な守備でチームに貢献する構えだ。新たな得点源として期待されながらも、ここまでは無得点。目覚めの1発をサポーターも待ち望んでいる。【神谷亮磨】