青森山田MF藤森颯太、明大進学 4年後プロ入りへ「怖い選手」目指す

大学の名門・明大で成長を遂げ、プロ入りを目指す藤森

名門から名門へ-。高校3冠を達成した青森山田で、右サイドハーフの絶対的なレギュラーだったMF藤森颯太(18)は、関東大学リーグ1部の明大に進学する。21年度は全国選手権で5試合5アシスト、全国総体で6試合1得点7アシスト、プレミアリーグEASTで16試合6得点6アシストと圧巻な成績を収め、最強の青森山田を支えた。「誰から見ても怖い選手が目標」と大学4年間で成長し、夢のプロ入りを果たす。

アシストでは満足しない。切れ味鋭いドリブルと正確なキックで攻撃を活性化し、多くのゴールを演出してきた。それでも「攻撃の選手は得点、結果が全て。高校ではアシストばかりで、勝利に貢献する意味ではそれも大事ですが、大学からは得点にこだわりたい」。よりゴールに近い位置でプレーし、1人で局面を打開できる選手になる。

刺激を受ける存在がいる。青森山田中時代からチームメートだったMF松木玖生(18)はJ1東京で主力に定着。もちろん試合はチェックしているといい「玖生は高い目標をずっと言い続け、結果を残してきた。尊敬する部分もありますし、自分と玖生の差は身近で感じてきたので、大学4年間でその差を埋めたい」。当初は高卒でプロを目指したが、コロナ禍で思うようにJクラブの練習参加ができず、進学に切り替えた。

明大は直近5年でJリーガー計40人を輩出している。「スピード感や強度の部分は明治大学がトップだと思いますし、そこでやれるのは大きな経験になる。人としても一回り成長したい」。大学サッカー界のタレントが大勢在籍し、試合出場も簡単ではない。「目標のプロになれるように、数少ないチャンスをものにして、スカウトの目に留まる『怖い選手』を目指し、1年目から貪欲に、チャレンジ精神を持って取り組みたい」。高校トップから大学トップへの新たな挑戦が始まる。

【山田愛斗】

◆藤森颯太(ふじもり・そうた)2003年(平15)7月17日生まれ、青森県むつ市出身。むつFC、青森山田中、青森山田高を経て明大に今春入学。17年に全中優勝、18年に同準優勝。20年度は全国選手権準優勝。21年度は選手権、全国高校総体、プレミアリーグEASTの3冠。21年にU-18日本代表候補、22年に日本高校選抜選出。好きな選手はマンチェスター・シティーのリヤド・マフレズ。家族は両親と妹。170センチ、67キロ。血液型O。