【JA全農杯】2連覇を狙ったサガン鳥栖U-12が全国大会切符逃す

準々決勝敗退が決まり肩を落とすサガン鳥栖U-12の選手たち(撮影・峯岸佑樹)

<JA全農杯 2022全国小学生選抜サッカー IN九州>◇第1日◇26日◇福岡県営築後広域公園フィットネスエリア人工芝サッカー場◇準々決勝

前大会覇者で2連覇を狙ったサガン鳥栖U-12(佐賀1位)が、全国大会の切符を逃した。太陽スポーツクラブU-12(鹿児島1位)との準々決勝で、2-2からのPK戦で2-3で敗れた。

前半から激しい攻防が繰り広げられ、両チームともショートパスをつなぐパスサッカーを展開。時折、カウンター攻撃を仕掛けるなどして好機もあったが、互いに決定機を外し、2-2のままPK戦に突入した。3-2で迎えたサガン鳥栖の3人目がゴール左に外して、勝負が決まった。

小学生サッカー日本一を決めるJA全農杯は、広いピッチで的確な判断と技術が求められる8人制を導入し、今年で20年目を迎えた。九州大会では沖縄県を含む8県全16チームによるトーナメント戦を実施し、太陽スポーツクラブのほか、今宿サッカークラブ(福岡1位)、ソレッソ宮崎(宮崎1位)、福岡西フットボールアカデミー(福岡2位)が27日の準決勝に進んだ。決勝を争う2チームが、「JA全農チビリンピック」(5月3~5日、日産スタジアム)での決勝大会に進出する。