【C大阪】すべて違う選手で後半に6発「積み上げてきた成果が結果に表れた」小菊監督/一問一答

C大阪対大分 後半14分、チーム3点目を決めたC大阪岡沢(手前)と抱き合う小菊監督(撮影・清水貴仁)

<YBCルヴァン杯:C大阪6-1大分>◇1次リーグ◇26日◇ヨドコウ

前回大会準優勝のセレッソ大阪が、開幕3連勝で勝ち点を9に伸ばした。A組首位を独走中で、プレーオフステージ進出へ王手をかけた。後半だけで6発の花火を打ち上げ、逆転で待望の今季公式戦ホーム初勝利。試合後の小菊昭雄監督(46)との主な一問一答は次の通り。

-試合を総括して

小菊監督 攻撃はサイドと中央を使い、選手が1人1人の役割をまっとうしたことで同点、逆転、このような素晴らしい勝利を得ることができた。選手のハードワーク、強いメンタルに感謝しているし、誇りに思います。

-選手起用に関しては

小菊監督 たくさんの選択肢があった中で、ルヴァン杯で難敵相手に敵地で2連勝してくれた選手たちが、その後も高いモチベーションで高い質で素晴らしい練習をしていた。今回はルヴァン杯のメンバーを継続して先発に送った。

-全6得点、すべて決めた選手が違う

小菊監督 たくさんの選手がたくさんの攻撃パターンでゴールを決めたことは、積み上げてきた成果が結果に表れたということでうれしい。先発したジョー(上門)と(北野)颯太の2トップにはゴールは生まれなかったが、彼らの素晴らしいパフォーマンスにより、大分の最終ラインにダメージを与え続けた結果が、途中から出た選手たちのゴールにもつながった。2トップの献身的な動き出し、守備を含めたパフォーマンスには満足している。

-1次リーグ突破に王手をかけた

小菊監督 勝ち点12を目標にしていた中で、これで勝ち点9になったが、今後もルヴァン杯の連勝を続けること、J1リーグ戦も勝っていきたい。毎日の練習の強度を高く、成長するために、ブレずにやっていくことが大事。今日勝ったことはうれしいが、明日からまた全員で取り組んでいきたいと思う。