【G大阪】昌子源がW杯メンバー入りへ意欲「自分自身、諦めてもいない」4年前の悪夢払拭だ

G大阪対名古屋 前半、G大阪昌子はゴール前でパトリックに当たって先制ゴールとなるシュートを放ち、歓喜する(撮影・宮崎幸一)

<明治安田生命J1:G大阪3-1名古屋>◇第6節◇2日◇パナソニックスタジアム吹田

ガンバ大阪の元日本代表DF昌子源(29)が、W杯メンバー入りへの意欲を示した。

今季のホーム初勝利を挙げた試合後、W杯カタール大会で日本がスペイン、ドイツと同組になったことを問われると「僕は最終予選を1回も戦っていないので、偉そうなことは言えない」とした上で、こう答えた。

【詳細スコア】G大阪-名古屋

「難しい相手かも知れないけど、ハナから弱気になるのも違うと思う。日本がベスト8を目標にするのであれば、どのみち倒さないといけない相手なのは間違いないですから。プラスにとらえていけばいい」

前回の18年W杯ロシア大会のメンバーで、決勝トーナメント初戦でベルギーとの激闘を経験した。

2-2で迎えた後半ロスタイム、ベルギーのGKクルトワが起点となった高速カウンター。最後まで必死でボールを追い、目の前で決められたのが昌子だった。

あの光景、あの屈辱は忘れてはいない。

「まだ(W杯の)メンバーが決まったわけではない。自分自身、諦めてもいない」

4年前の悪夢を振り払うために、再びW杯の舞台を目指す。