【清水】逆転負けで4戦勝ちなし「ボール保持者への制限、圧力が足りなかった」平岡監督

鹿島対清水 先制するも逆転負けを喫した清水イレブン(撮影・丹羽敏通)

<明治安田生命J1:鹿島2-1清水>◇第6節◇2日◇カシマ

清水エスパルスは1-2で鹿島アントラーズに逆転負けし、最近4戦勝ちなし(1分け3敗)となった。0-0で迎えた後半25分、DF山原怜音(れおん、22)がドリブルで左サイドを突破。クロスをFWベンジャミン・コロリ(29)が頭で押し込み、先制した。助っ人の公式戦2戦連発弾で先手を取ったが、リードを守り切れなかった。

【詳細スコア】鹿島-清水

同33分に同点ゴールを許すと、ロスタイムに決勝点を献上。2失点とも自陣左サイドからのクロスをヘディングで押し込まれた。平岡宏章監督(52)は「ボール保持者への制限、圧力が足りなかった」。戦前から警戒していたクロスから失点。対策も練っていただけに、悔しい敗戦となった。

中3日の次戦は、浦和と対する。「アウェー連戦」となるだけに、下を向いている暇はない。順位は暫定だが、16位に後退。指揮官は「選手には気持ちを切り替えようと話をした。できることを1つずつ増やして、勝利できるようにやっていきたい」と、必死に顔を上げた。