【磐田】川崎Fから価値ある勝ち点1、王者相手に善戦「追い詰めたことは自信」伊藤彰監督

磐田対川崎F 終了間際に同点に追いつかれ引き分けに終わりさえない表情の磐田イレブン(撮影・垰建太)

<明治安田生命J1:磐田1-1川崎F>◇6日◇第7節◇ヤマハ

ジュビロ磐田は価値ある勝ち点1を積み上げた。

0-0で迎えた後半33分、MF鈴木雄斗(28)のグラウンダークロスをMF大森晃太郎(29)が左足で合わせて、先制点。セットプレーからの2次攻撃でネットを揺らした。「相手の陣地でボールを奪えたところから、ゴールにつながるいい形だった」。終始押し込まれる展開から貴重な1発をたたき込んだ。

【関連表】J1順位表

1点リードのまま試合終盤に入り、勝利も見えかけていた。だが、ロスタイムに痛恨の失点。4試合ぶりの勝利とはならなかった。それでも、リーグ2連覇中の「王者」相手に善戦。伊藤彰監督(49)も「チャンピオンチームを追い詰めたことは自信を持っていい。今日の戦いをベースにしてやっていきたい」と先を見据えた。