【磐田】途中出場の大津祐樹が2発「流れを変えるように意識」名古屋に逆転勝利

磐田対名古屋 後半、同点ゴールを決め喜ぶ磐田大津(左端)ら(撮影・野上伸悟)

<明治安田生命J1:磐田2-1名古屋>◇第10節◇28日◇ヤマハ

ジュビロ磐田が途中出場のFW大津祐樹(32)の一気の2得点で、ホームで名古屋グランパスに逆転勝ちした。

これがJ1に復帰した今季のリーグでは2勝目。ルヴァン杯の1次リーグで勝ってはいるものの、今季リーグでのホーム初勝利となった。

大津は0-1の後半26分にピッチに入ると、同39、40分と立て続けに2得点。1人で試合をひっくり返し、ホームでの勝利、勝ち点3をもぎ取った。

まずMF遠藤保仁の左CKに、ニアサイドで頭で合わせて同点弾。直後、今度は右足で見事なシュートをズドンと見舞って、試合を決めた。

試合後、「負けてる状況だったので、流れを変えるように意識しました。(1点目は)ヤットさんのボールが良かったので、さわるだけでした。(2点目は)あのかたちは、自分の得意のかたち。普段から中山さんがシュート練習に付き合ってくれて、いろんなかたちをやっているので」と元日本代表の2人、同僚の遠藤と、中山雅史コーチに感謝した。