首位鹿島は上田綺世の2発などで連勝、柏は逆転勝ち、東京は5失点大敗/J1第11節

鹿島対磐田 前半、ゴールを決め祝福される鹿島上田(右から3人目)(撮影・滝沢徹郎)

<明治安田生命J1>◇第11節◇3日◇6試合◇カシマほか

首位の鹿島アントラーズはFW上田綺世(23)の2得点などでジュビロ磐田を3-1で退け、2連勝で勝ち点を25に伸ばした。上田は1-0の前半35分にFW鈴木優磨のアシストから左足でゴールを決め、1点差に迫られた後半33分にも左足で追加点を挙げた。J1得点ランク単独2位の7ゴール目。鈴木は4アシスト目で、日刊スポーツ調べでは同ランク単独トップに浮上した。

柏レイソルは途中出場のルーキーFW森海渡(21=筑波大)がJ1初ゴールを含む2得点と活躍し、2-1でサンフレッチェ広島に逆転勝ち。4試合ぶりの白星で勝ち点19とし、前節の5位から暫定3位に浮上した。広島はFWジュニオール・サントスの今季リーグ戦初ゴールで先制したが、6試合ぶりの黒星でクラブJ1通算400勝はならなかった。

FC東京は新人のMF松木玖生(19=青森山田)が待望のプロ初ゴールを決めたが、1-5でアビスパ福岡に大敗した。勝ち点18のままで前節の4位から5位に順位を下げた。福岡は昨季J2得点王のFWルキアンが移籍後のJ1初ゴールを含む2得点を挙げた。

京都サンガは名古屋グランパスと1-1で引き分けて勝ち点16。先制点を許したが、得点ランク首位に立つFWピーター・ウタカの今季8ゴール目で追い付いた。3万7068人が集まったホームの名古屋は5戦勝ちなしで同11。サガン鳥栖-セレッソ大阪も1-1で引き分けて鳥栖が同16、C大阪が同14となっている。

清水エスパルスはMF鈴木唯人ら4人がゴールを決めて4-1で湘南ベルマーレに快勝。9試合ぶりの今季2勝目で勝ち点12とした。湘南は同6で17位。

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