【札幌】GK菅野孝憲5戦連続完封で勝利導く ペトロビッチ監督J1通算500試合目を飾る

ファンクラブ会員との写真撮影会に参加する札幌GK菅野(右)(撮影・保坂果那)

コンサドーレ札幌GK菅野孝憲(38)がクラブ最多タイの5試合連続無失点に導く。スコアレスドローだったG大阪戦から一夜明けた5日、札幌・宮の沢で練習を行った。クラブJ1初の4戦0封中。ペトロビッチ監督(64)の史上2人目、外国人監督初のJ1通算500試合目となる7日京都戦(札幌ドーム)を飾る。

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札幌の守護神が古巣戦へ状態を仕上げる。中2日で迎える相手の京都は16、17年に所属したチームだ。18年の札幌加入後、今季のルヴァン杯2試合ではベンチを外れているため、初対戦の機会となる。「お世話になったクラブだけど、今は札幌のためにどうやって勝利できるかしか考えていない。特別意識はしていない」。いつも通りの姿勢で臨む。

好調だが、慢心はない。試合では的確で素早い判断で好セーブを披露する。勝ち点を稼ぐプレーと言っても大げさではない。「とにかく僕は自分の仕事に集中することだけを意識している」。常に万全の準備を整える。チームの守備についても「積み上げは間違いなくできている」とうなずく。

「勝たなくちゃいけない、勝ちたい気持ちの理由が1つ増えた」。06年に来日し、広島、浦和でも指揮を執ったペトロビッチ監督は京都戦がJ1通算500試合目。J1歴代最多524試合の西野朗氏に次ぐ2人目で、外国人監督では初の快挙だ。「記録は意識しない」と、数字にはこだわらない菅野も「ミシャにとっては特別な試合。そういう意味では気持ちも入り、1つモチベーションが増える。勝利をミシャにプレゼントできたら」と誓った。

無失点ならクラブ最多に並ぶ。JFL時代の97年、J2時代の07年、16年に5試合連続を記録しているがJ1では初となる。「できることに集中できているが、たまたまその結果が4試合無失点。記録は意識していない」と言い切る。相手には現在J1得点ランキング首位8得点のFWウタカがおり強敵だが、今季のリーグ戦2勝はともに完封。最高の形で3勝目を奪いにいく。【保坂果那】

<小中学生と写真撮影会>

こどもの日にちなみ、札幌・宮の沢で小中学生のファンクラブ会員向け写真撮影会が行われた。ファンサービスはコロナ禍では自粛が続いていたため、直接選手とサポーターが触れ合うのは久しぶり。参加したGK菅野は「触れ合いに飢えているのはサポーターもだけど、僕たち自身もそう。サポーターの力をすごく感じているし、肌で感じたい。どんどん増やしていきたい」と、うれしそうに対応し、活力にしていた。